こんにちは。化粧品開発者のMAYAです。
今日はクリニークのロングセラー美容液である「ターンアラウンドセラム」について成分解析とレビューをしてみます。
この美容液は、抜群のさらさらスベスベ感が特徴の美容液です♪
クリニーク ターンアラウンドセラムのコンセプト
こちらの美容液はターンオーバーのリズムに着目して開発した角層ケア美容液です。
乾燥等の環境要因にアプローチし、肌を整えながら、健やかに保ちます。
肌表面のキメは整い、なめらかな感触に。見た目にも内側から輝くような印象に導きます。
クリニークというと、スキンタイプを4つに分類していますが、こちらの美容液はすべてのスキンタイプに使えるタイプです。
ターンアラウンドセラムの成分解析
全成分:水、シクロペンタシロキサン、ジメチコン、ポリシリコーン−11、アセチルグルコサミン、PEG-10ジメチコン、BG、クエン酸、ポリソルベート−20、(アクリルアミド/アクロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、グリセリン、イソヘキサデカン、水酸化Na、酵母エキス、酢酸トコフェロール、カフェイン、コレステロール、酸化チタン、ダイズ種子エキス、スクワラン、カプリリルグリコール、ヒアルロン酸Na、ポリソルベート−80、BHT、グリチルレチン酸、オニサルビアエキス、EDTA−2Na、ラクトビオン酸、マイカ、フィチン酸、クロミグワ根皮エキス、コムギ胚芽エキス、ヘキシレングリコール、ダイズアミノ酸、オオムギエキス、オウゴン根エキス、バクガ液汁、エチルヘキシルグリセリン、ジアルキル(C12ー18)ジモニウムクロリド、カラフトコンブエキス、アセチルカルニチンHCl、アデノシンリン酸、クレアチン、イタドリ根エキス、ブドウ果実エキス、酸化スズ、オオムギ種子エキス、ヨーロッパグリエキス、コメヌカエキス、サッカロミセス溶解質エキス、シメチコン、フェノキシエタノール、サリチル酸、ソルビン酸K、安息香酸Na、クロルフェネシン
全成分を見てみると、かなりシリコーンの多い処方になっています。
処方のポイントは次の3つかなと思いました。
- シリコーンによるさらさら感+保湿
- アセチルグルコサミンで健やかな肌に保つ
- 酸化チタンなどの顔料の美肌効果
「水」の次に多い成分は「シクロメチコン」ですが、こちらは揮発性のシリコーンで、肌に馴染ませると揮発して他の成分が皮膜になって肌に残ります。メイク商品やサンスクリーンにもよく使われています。
他にも「ジメチコン」「ポリシリコーン−11」「PEG-10ジメチコン」などのシリコーンが入っていて、さらさらとしてベタつかずに保湿してくれるような処方になっています。
シリコーンというと悪いイメージがある人も多いかもしれませんが、安全性・安定性の高いオイルで使用感が気に入れば特に心配する必要はないと思います!
次に、「アセチチルグルコサミン」も高配合されています。アセチルグルコサミンは、クリニークでは「ターンオーバーが正常に行われる健やかな肌を保つ」目的で配合されているようです。
また、少量かもしれませんが酸化チタンなどの顔料が含まれていて、素肌をきれいに見せる効果も狙っているように思います。
ターンアラウンドセラムの使用感レビュー
ぷるんとして伸びの良い美容液です。
塗り広げるとすぐに馴染んでさらさらスベスベの肌になり、肌が柔らかくふっくらとする感じが感じられます。
キメがふっくらとしてお肌がきれいに見える気がします(ソフトフォーカス効果によるものかもしれません)
さらっとした使用感なので、メイクとの相性もよく、朝に使用するのもおすすめです。
保湿力はすごく高いわけではないので、乾燥肌の方は他のアイテムでその部分はカバーする必要があるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^