スキンケア

【SK-Ⅱとの比較あり】アルビオンフローラドリップの成分解析と使用感レビュー

neko美

アルビオンのフローラドリップがたくさんのベスコス受賞していて、人気も高くて気になってる!

でもお高いし、SK-2と少し似ている気がするのでどちらを買うか迷ってるよ。

MAYA(化粧品開発出身)

フローラドリップの特徴や成分について詳しく解説します!

さらには、SK-2との比較もしてみますので、ぜひ最後まで読んで見てくださいね^^

アルビオンフローラドリップはどんな化粧水?

アルビオンフローラドリップの商品特徴

出典:https://www.albion.co.jp/products/detail/aaaoav

『独自美容成分「ミュラ※」新開発。 多才な美をつめこんだ濃密化粧液。 ひと雫、またひと雫に美しさを凝縮した濃密化粧液。』

アルビオンが独自開発した成分「ミュラ」を詰め込んだ美容液級の化粧水です。

美容成分を濃縮したような濃い化粧水のようで、とても引き寄せられる神々しいコンセプトとパッケージです。

この化粧液の主役である独自成分「ミュラ」は、アルビオン研究所で厳選された5種類の厳選植物を純白麹で醗酵させて作られた成分です。

近年話題の発酵スキンケアでもあり、肌への効果への期待感は高まります。

個人的には、この化粧液が発表された時、SK-2を意識している感を感じました。

化粧水でありながらそれ自体が濃厚なエッセンスであるところや、発酵成分を主成分(ミュラ、ピテラ)にしているあたり少し似ていますよね。

ただ、成分自体は違うので、どちらも効果への期待は高い商品です。

アルビオンフローラドリップの容量と価格〈SK-2との比較〉

  • 80ml  7,700円(税込)
  • 160ml 14,300円(税込)

160mL で14,300円ってちょっとお高めですよね。

でも実は、小さい方の80mlで約1ヶ月半、大きい方の160mlで約3ヶ月使用できるとのことです。

濃い化粧液なので、バシャバシャ使うというよりは、少ない量でもしっかり効果感を得られるのかもしれません。

ちなみに、SK-2のフェイシャルトリートメントエッセンスの価格と比較すると…

(参考)SK-2 フェイシャルトリートメントエッセンス価格

・75ml  9,350円(税込)、

・160ml  18,700円(税込)

フローラドリップは、SK-2よりはお手頃価格です!(容量の設定も何だか似てますね^^)

アルビオンフローラドリップの使い方

出典:https://www.albion.co.jp/closeup/floradrip/

フローラドリップは、同じシリーズの乳液やクリームなどは発売されていませんので、どういったアイテムと組み合わせてどんなステップで使えば良いか迷いますよね。

公式サイトでは、「洗顔→乳液→フローラドリップ→美容液・クリーム」という使用ステップを推奨されています。

アルビオン商品は「先行乳液」という考え方で、乳液で肌を柔軟化させてから、次に化粧水を使う方法を推奨していますので、フローラドリップも同じように乳液の後に使うみたいですね。

美容部員の方のお話だと、お手持ちのスキンケアの化粧水の代わりに使うでもOKということだったので、いつものスキンケアにこの1品だけをプラスしてみるのもいいかもしれません。

また、アルビオンの商品の多くはコットン使用が推奨されていますが、フローラドリップは手で馴染ませて使うそうです。

【成分解析】アルビオンフローラドリップの正体は?

販売名:アルビオン フローラドリップ

全成分:アスペルギルス/((カワラヨモギ/ヤグルマギク)花/葉/茎/(ヤマヨモギ/メリッサ/タチジャコウソウ)葉/茎)発酵液・水・BG・エタノール・グリセリン・トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン・アルカリゲネス産生多糖体・トコフェロール・EDTA−2Na・PEG−20水添ヒマシ油・イソステアリン酸PEG−50水添ヒマシ油・ステアリン酸グリセリル・セテアリルアルコール・フェノキシエタノール・香料・カラメル

全成分の一番最初の成分こそが、独自美容成分「ミュラ」の正体です。

ミュラの正式名称は、「アスペルギルス/((カワラヨモギ/ヤグルマギク)花/葉/茎/(ヤマヨモギ/メリッサ/タチジャコウソウ)葉/茎)発酵液」というとても長い名前です。

アルビオンは、白神山地のふもとに研究所を構えており、そこで植物の栽培や研究を行なっているそうです。

ミュラは、その白神の研究所で無農薬栽培された5つの植物(コウスイハッカ、タチジャコウソウ、ヤグルマギク、カワラヨモギ、ヤマヨモギ)を純白麹で発酵させた成分です。

この発酵液は、水よりも多く配合されていて、フローラドリップの主成分となっておりおそらく40〜50%程度は含まれていると思われます。

BG、グリセリンは一般的な保湿成分で、エタノールも数%程度含まれています。これらの成分は感触調整や防腐力のために配合されています。

エタノールは、清涼感を付与したり、肌への浸透感を高めるので、使用感が向上します。数%なので、そこまで刺激になることはないと思いますが、アルコールに敏感な方は注意した方が良いかもしれません。

全成分を見る限り、とにかく独自成分「ミュラ」をふんだんに配合した化粧液だと言えます。

【使用感レビュー】アルビオンフローラドリップの使用感と効果感

手にとってみると、かすかにとろみ感を感じる白濁したなめらかな液体です。

肌へ馴染ませると、肌表面が柔らかくなめらかに浸透していく感じがします。肌馴染みが良くベタつきはほとんどありません。

馴染んだ後には、肌がふっくらとして柔らかく、キメが整ったような印象です。

保湿感は思ったほどは高くなく、浸透した後はあまり肌表面に残らない感じなので、乾燥肌の方は乳液など保湿効果の高いアイテムの併用が必要かもしれません。

香りは、薬草っぽいというクチコミもありますが、スキコンにも通づるような清涼感のある香りです。個人的には、昔ながらの化粧品のような香りに感じました。

保湿効果というよりは、肌へしっかり浸透して、健やかな肌を維持してくれるアイテムといった印象です!

【どっちがいい?】アルビオンフローラドリップとSK−Ⅱとの比較

何となく似ているようなフローラドリップとSK-2。

ミュラかピテラなのか。どちらを選べば良いか迷ってしまいますね。

SK-2フェイシャルトリートメントエッセンスは、通称「ピテラ」と呼ばれるガラクトミセス培養液を90%以上含んでいます

全成分を見ても、水の配合量が非常に少なそうなので、ほぼほぼこのピテラそのものであると思われます。

フローラドリップの発酵液ミュラの配合量は、50%程度かと予想されますので、発酵液の量はSK-2の方が多く含まれていそうです。

ただし、ピテラとミュラは、同じ発酵液であっても全く別物ではあるので、含まれる有効成分などは異なるため、一概に濃いから良いと言えるわけではないと思います。

また、香りの面でSK-2はかなり独特な香りがするので、SK-2の香りが苦手、いい香りで癒されたいという方にはフローラドリップの方がおすすめです。

使用感に関しては、どちらも肌の調子を整える効果を実感している口コミが多く見られます。

フローラドリップの方が、使用感もSK-2よりはしっとりとしていて、肌の調子を整えながらもふっくらとつやのある肌へと導かれる感じがします。

フローラドリップの方がコスパもやや高いので、一度試してみる価値はあると思います。

【まとめ】アルビオンフローラドリップの特徴

アルビオンが白神研究所で栽培した5つの植物を麹で醗酵させてできた独自の美容成分「ミュラ」。
フローラドリップはその「ミュラ」を濃厚に配合した化粧液です。

浸透感が高く、べたつかずに肌がふっくらとし、肌の調子を整えてくれるのは、手放せないアイテムになりそうです。

SK-2と比べても、コスパも高く、香りも良いので一度試してみる価値はありそうですね。